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生まれたままで

数理科学系の大学生.毎朝オムレツ焼いてます.

自分の「たとえ話」が細かすぎて伝わらない.

わりと前からこの現象が起きているのだけど,ここ最近は特に顕著だから困ってる.

自分の生活圏内ではありがたいことにアイドル文化に対して理解のある人がとても多い.ただ,全員がアイドル事情に詳しいわけでもないので,たまにこちらの界隈で起きていることを「たとえ話」で説明することがあるのだけど,これがとにかく伝わらない.

つい最近だと欅坂46が「二人セゾン」をリリースした話を説明した.

二人セゾンは前作の「サイレントマジョリティー」や「世界には愛しかない」とは一気に趣を変えて,どちらかというと乃木坂46の系統に似たバラード調の楽曲である.このことで,既存の楽曲とは対立的だった,前2曲の曲調を支持していたファン層から反発も起きて,初OAの直後も割と賛否が分かれていたように思う.少なくとも自分がTwitterで観測していた範囲では,賛否が明らかに分かれていた.

ただ,個人的にはお見立て会で欅坂を見た時から,コケティッシュ路線というか,AKBのチームBの「シアターの女神」まではいかないにせよ,SKEのチームKIIの「ラムネの飲み方」くらいのガーリー路線で行くのだろうくらいにはなんとなく思っていたので,サイマジョがドロップされた時の「予想外の方向から頭殴られてる感」は凄まじかったけど,「二人セゾン」に関しては「構えてた向きから順当に斬られた感」があって,すんなりと入ってきた.スルメ感*1満載なことも相まって,表題3曲の中でも個人的には1番好きな曲である.

この1連のくだりを説明するとき,BLEACH剣八とノイトラ(三日月型の目に穴空いてるやつ)の対戦で,剣八が序盤は眼帯はずしたり,いろいろ仕掛けるのだけど,最終的に斬魄刀を両手で構えて,剣道の作法で正面からシンプルに振り下ろした斬撃が1番強かったという,たとえ話を使ったのだけど,物の見事に伝わらなかった.

個人的にはクリティカルな例えなんだけど,まぁどん滑りした.

あと,物事を慎重に運ぶ様子を「種子島でロケットを陸送するトラックみたい」と表す話もまぁ伝わらなかった.

伝えたい元ネタがニッチだということもあるけれど,「たとえ話」は具体性を大きくしすぎると伝わる層が減って,伝わる層を一定数担保するにはたとえ話の本質である具体性を喪失させなければならないということなのだろうか,(統計学の検定論みたい) *2難しいなとも考えたけど,純粋にもっと普遍的なネタで話せばいいのだと思うので,頑張ってドラゴンボールONE PIECE読みます.

*1:噛めば,噛むほど美味しいスルメのように,聞けば聞くほど良さが増す楽曲のことをスルメ曲という.対義語に「ガム曲」というのもあるらしい.

*2:このたとえ話も多分伝わらない.