アイドル楽曲大賞2018
今年 は以下のオーダーで投票しました.
ご査収ください.
楽曲そのものの美しさ,この曲に出会う瞬間まで乃木坂46の紡いだ物語,それらを支えるクリエーションの全てが共鳴した最高傑作.この曲がリリースされた瞬間に2018年でこの曲を超える曲は出ないと直感した.おそらく,こういう楽曲に出会う為にアイドルオタクをやってるし,こういう楽曲に実際に出会ってしまうとオタクをやめられなくなってしまうのだと思う.
2位 ひらがなで恋したい / けやき坂46
サビ歌詞がとにかく秀逸.漢字欅とひらがなけやきという複雑な違いの差をも味方につけた絶妙な言葉遊び,親友の彼を好きになってしまう複雑な恋心を歌っているのに重苦しさを感じさせない軽快なメロディー,ライブで振りコピするとハッピーになれる振り付けなど,アイドル楽曲に求める物をストレートに伝えてくれる傑作.
3位 三角の空き地 / 乃木坂46
夏の夜の別れ曲にぴったりなメロの雰囲気が良い.「シンクロニシティ」には白い花を咲かせるような振り付けがあるのに対して,こちらでは黒い花を咲かせるような振り付けがあり,どことなく両作の世界観の対比がありそうなのも印象的.
最強を自称する加藤史帆が本当に最強になってしまうのでズルい.我々に逃げる 隙を与えてほしい.
5位 僕らの制服クリスマス / =LOVE
「コンビニケーキ 冷めたチキン 完璧ではないけど」←このフレーズが完璧じゃん
秋元康カルタ
やりました.
ご査収ください.
クレジット表記にミスがある場合はご容赦いただきたく.
あ : 与えるだけの愛があるんだ
Answer / ノースリーブス
い : 愛しさとか優しさとか 僕にしてみれば同じ
う : 生まれたまま ずっと何も欲がなければ 世界は素晴らしい
生まれたままで / 乃木坂46
え : 永遠より長いような 照れくさい夢を見た
そばかすのキス / AKB48 Team B
お : お互いが何となくわかり過ぎて 先回りして喧嘩もしたね
か : 片想いなら黙っていればいい 両思いなら気づかなければいい
き : 君とすれ違って愛の意味を知った ありがとう
く : 靴の紐を直すふりして 愛しさ我慢してた
抱きしめちゃいけない / AKB48
け : 決心のきっかけは 理屈ではなくて いつだってこの胸の衝動から始まる
きっかけ / 乃木坂46
こ : 恋は輝いていたその日々と 同じ時間かけゆっくりと 癒されてくものなのね
立ち直り中 / 乃木坂46
さ : 最後に 今日だけ 愚かな愛に付き合って 夕日が隠れるまで
Only today / AKB48 Team A
し : 春夏秋冬生まれ変われると 別れ際君に教えられた
二人セゾン / 欅坂46
す:すぐに燃え尽きる恋より ずっと愛しい君でいて
せ : 青春は夏の木洩れ陽 ほんの一瞬眩しいもの
青春の木洩れ陽 / ノースリーブス
そ : 空は飛ぶためにある 見上げるためじゃない
羽根の記憶 / 乃木坂46
た : 太陽が近づく気配 僕の腕から衣替え
ち : 違う世界生きてるけど 夢に向かう同じ道を走ってる
つ : 罪は出会ったこと
禁じられた2人 / AKB48 Team K
て : 出遅れた愛おしさは 君に追いつけるのかな
と : どんな時も君がいることを信じて まっすぐ歩いてゆこう
な : 夏の太陽に目を細めた時 君のことをキレイだと思った
に : 2回 恋をした 僕の胸の奥で 眠ってた時が目覚める
君に会うたび 恋をする / AKB48 Team A
ぬ : 濡れたサンダルは乾くけど 口に出した言葉は消えない
地球が丸いなら / 乃木坂46
ね : 寝そべった水着ショー
の : 乃木坂がどこにあるかなんて 僕らは何も知らずに来たんだ
乃木坂の詩 / 乃木坂46
は : 春の秘密に右手翳した
チャイムはLOVE SONG / SKE48 Team S
ひ : BINGO!BINGO!生まれて初めてピンと来た
BINGO! / AKB48
ふ : ふりがなをふらなきゃ わかってもらえない 心のこの感じ どう伝えればいい?
ひらがなで恋したい / けやき坂46
へ : ペダル漕いで 回った車輪の分だけ 夢に近づけばいい
ペダルと車輪と来た道と / STU48
ほ : 僕がもう少し大胆なら 勢いで愛せたね
僕がもう少し大胆なら / NMB48 赤組
ま : 真っ青な海は 愛しさに似てるよ
み : 見つめあった瞳が星空になる
サヨナラの意味 / 乃木坂46
む : 胸に押し花のような 決心をどこかに忘れている
め : 目と目が合った瞬間 こうなる運命だった
LOVE修行 / AKB48
も : もしもやり直せるならどこまで巻き戻そうか 君と初めて出会った日 それとも好きになった日
あの日 僕は咄嗟に嘘をついた / 乃木坂46
や : やさしさとは何なんだろう? 君に駆け寄る速さか それとも落ちた涙を一緒に拾うことか
やさしさとは / 乃木坂46
ゆ : 夢が叶うとその想いが溢れ出して 瞳から伝えたくなる
Maxとき315号 / NGT48
よ : 夜空に輝く数多(あまた)の星から大事なひとつを今なら指差せる
長い光 / AKB48 Team A
ら : 来年の夏はまた きっとここに来るだろう 愛するとは言葉はなくていい そばにいることだ
ひと夏の長さより・・・ / 乃木坂46
り : 理由並べても 答えにならない 恋は終わった
僕はいない / NMB48
る : ルイボスティーを飲みながら なぜ一人微笑むの?
れ : 冷蔵庫以外にしまってあるミルクなんて見たことがない
ジッパー / NMB48 Team N
ろ : ロマンティックいか焼き こんなものもキラキラして見える
ロマンティックいか焼き / 乃木坂46
わ : 私のハートは土俵際
猫だまし / 渡り廊下走り隊
個人的な激戦区は「い」「こ」「な」「は」.ついで,「ふ」「ゆ」.
「な」のフレーズを見に行った時に立ちはだかるユリイカの無敵感が逆にクセになります.
冗談なしに本気で2セット作れそうな気がしました.
完
欅坂46全国アリーナツアーを見てケヤつきたくなった話.
ついこの前,8/16・17で欅坂46全国アリーナツアー「真っ白なものは汚したくなる」愛知公演@日本ガイシホールに参戦した.
地元が岐阜県でありながらSKEを応援していた時代は大箱ライブに参戦することもなかったので,日本ガイシホールへ約15年ぶりに訪れた.(前はちっちゃい頃に親に連れられて行ったディズニーオンアイスのショーだったらしい.)
詳しくない人に説明すると,欅坂というグループにとって今回のツアーは記念すべき1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」を携えての初めての全国ツアーで,グループの今後を左右すると言っても過言ではないツアーである.
しかし,そんな期待とは裏腹に全国ツアー初日の神戸公演でセンター平手がまさかのアンコール完走前に脱落.以降の公演も復調しないままのコンディションで強行出場を続け,欅坂界隈には大きな衝撃が走ったのである.
そんな大きな話題を呼んだ今回の公演に参戦し,思うことが多々あったので2日目帰宅してからつらつらとツイートしたら思いの外長くなってしまい20個ぶんくらいのツイートになってしまったので(下書きしてた段階で気付け),今後の記録も兼ねてブログにまとめたものを掲載しようと思う.
この2日間で1日目は上手アリーナ最後方ブロックで,2日目は下手スタンドで参戦してまず最初に思ったのは舞台演出や映像効果は全く乃木坂を踏襲してなくて別物だったということ.
有明ワンマンの時はトロッコ等の飛び道具を一切用いず,MCも最低限に留めて楽曲をとにかく魅せることに終始した構成がシンプルでとても良かったのだけど,今回はそれに舞台装置,演出映像,照明効果を加えることで楽曲を軸に完全に場を支配する構成になっていた.
現に開演前に乃木坂の現場以上に盛んだった”俺の嫁!俺の嫁!〇〇〇〇さ〜ん”コールは開演後皆殺しにされて2日間とも本編・EN中では一切出てなかったし,overture~M1のペンライト点灯制限もあのオープニングを見たら誰でも納得する要請だと思う.
実際に点灯制限を最後まで忠実に守ってたのはあのオープニング映像を最も鮮烈に目撃した三角形ステージ内部アリーナで,そこの部分だけはM2イントロが始まるまで誇張ではなく本当にペンライトが1本も点灯してなかった.
この演出に関してはこれだけ大量のケヤキッズを一瞬にして黙らせて,提供する側の思うままにコンテンツを見せつけたという点において大成功だと思うし,後に続く本編を考えても必要不可欠だと思う.
それと演出構成で特徴的だったのは曲間にブレイクが随所に入っていた点.従来なら楽曲を間髪入れずに繋げて,シーケンスでボルテージを上げていくところをそんなセオリーはガン無視で1曲1曲を丁寧に見せようとする制作サイドの執念をとても強く感じた.
この点も有明にはなかった新しい演出だと思う.(代々木や共和国にあったらごめんなさい.)
でも実はこのブレイクは各楽曲のフォーメーション転換やユニットのメンバーの交代のために必要なものでステージ構成を工夫すれば削れる部分かもしれないけど,余分な演出感を出すことなく機能してて,何より欅坂の楽曲群が単体で魅せられることに耐えうるだけの存在感を持ち合わせてることが確認できた.
これだけでも今回のライブは参戦する意義があると思う.
あと,これは私感だけど欅坂のセットリストはとにかく中だるみが少ない.これにはひらがなけやきが相当大きい役割を果たしていて,前から言われる陰の漢字,陽のひらがなが綺麗に1つの流れの中でとても鮮やかに噛み合ってる.
もちろんこの演出には副作用もあって,初見では敷居がやや高く,アイドル慣れしてる人にとっては不完全燃焼に終わる可能性もあるんだけど,敷居が低く誰でもテーマパーク的に楽しめる乃木坂のライブと,提示されていくフルコースを順番に楽しんでいく欅坂のライブを同時に目撃できることはとても良いことだと思う.
今回のツアーで初めて披露された振り付けもTAKAHIRO先生の世界観の中で1人1人が光るような設計になっていて,「東京タワーはどこから見える?」の1サビの齋藤冬優花,2サビ直前の土生や「バレエと少年」の上村,小池,「ここにない足跡」の理佐,「猫の名前」の菅井,「沈黙した恋人よ」の加藤は特に印象に残った.
自分が気づいただけでこれだけあるので,いろんな視点を総合すればもっといいところはたくさん出てくると思う.
ここまでで挙げた点を総合すれば,この方向性でアレルギー反応が出ない限り,セットリスト・演出でまず不満が出ることはないはずで,今泉を含む全員が最高のコンディションで予定通り出演できていれば「無敵艦隊・欅坂46」がツアーを重ねるごとに完成していく最高の夏になることは間違いなかったと思う.
ただ,これだけのお膳立てを全てひっくり返し,これらの舞台演出や他のメンバーを凌駕してその場を支配していたのが,センター平手友梨奈の存在感に他ならなかった.
平手の休演が事前に分かっていた1日目の名古屋は自分が想像していたよりも会場の雰囲気は穏やかだったし,終演後も物足りなさは感じはしたものの,満足感もあってネットで騒がれてるほどひどいライブではないと思っていた.
ただ,休演情報が出なかった2日目のライブはオープニングで「平手友梨奈」の文字とシルエットが浮かんだ瞬間に会場のボルテージが1日目ではありえないほど急上昇し,全体曲であるにも関わらず「エキセントリック」「月曜日の朝,スカートを切られた」では平手友梨奈が存在していると言う事実だけが完全にあの場の空気を支配していた.
不意にのぞかせる平手の笑顔がモニターに映るたびに会場からは歓声が湧き上がり,「世界には愛しかない」のポエトリーリーディングが聞こえなくなった瞬間に会場はありえないくらい静まり返った.いくらセンターとはいえ,あそこまで会場のボルテージを乱高下させる存在は今までいなかったと思う.
あの存在感を見れば,平手一極集中の演出が平手を苦しめているのではなく,平手の存在感が平手一極集中の演出を生み出しているとも感じるし,前日からの復帰と言うドラマを込みにしてもあの存在感はとにかく異彩だった.
福岡2日目以来2度目の完走とはいえ,ステージ上に立つ人間としての態度ではないだろうと思う部分もあって,あんな態度なら最初から出るなと言う意見も今回の参戦で痛いほどよく分かった.しかし,今回の復帰にドラマ性を見出して伝説的な美談にしたい気持ちもよく分かる.
人を(良くも悪くも)惹きつけることがアイドル性だとすれば,今回ライブで平手友梨奈はパフォーマーとしては最低だけど,アイドルとしては悪魔的に最強であることをこれでもかと見せつけられて,ただただ圧倒されてしまった.終演直後はとにかく「悪魔的」と言うフレーズが頭から離れなかった.
1グループのライブの評価がセンターの評価だけでこれだけ急変するのはどうなんだという意見はもちろんなんだけど,現時点では正当性や理屈はともかく欅坂46というグループについていくには平手友梨奈に従うしか他はないと納得する以外なかった.
とはいえ,2日目の方がスタンドでステージ全体を俯瞰できたこともあって非常に満足度も高かったし,セットリストが最高だからこそ,センター平手が全てを取り戻した時に何が起こるのかを目撃したいと強く思うライブだった.
そして,平手が全てを取り戻すには外野が何を言おうと結局平手が強くなる以外なくて,そうなることを信じて外野は俯瞰する以外他はないのだと思う.
もちろん,過剰な仕事量をサスペンドしろよと言う運営側へのクレームもよく分かるけど,体調管理は誰だって自己責任だし,平手は「才能を持っている人間はそれを使わないだけで罪になる(医龍に出てくる鬼頭教授のセリフです)」領域に足を踏み込んでいるのだと強く感じた.
全国ツアーも折り返し,今泉の復帰フラグもたったわけなので,平手もこれを機に順調に復帰して,最高の幕張を迎えられるようにとにかく頑張って欲しいと思うばかりであった.
生まれたままで
卒業研究がひと段落したので,ブログを始めようかなと思い立ち. 始めました.
都内の大学で数理科学を専攻している大学生です. 数学の中でも応用数理って呼ばれる,渋い分野をやってます.
高校教員免許(数学)がゲットできそうで,アルバイトも個別指導塾の講師を4年やってます. その影響で受験産業ネタを投稿する(毒突く)こともあるかもしれません.
Twitterを高校1年の終わりくらいからやってまして, そちらから来た方は「生まれたままで」の意味がよくお分りいただける方々だと思います. (いつもお世話になっております.)
ツイッターをやり始めた時期から,夏になると海沿いの国道を走るバスを自転車で追いかける女の子たちを応援するようになって, それから夏に崖からガニ股で海に飛び込んだり,冬になると車同士をぶつけてみたりする汗っかきな女の子たちを応援するようになりました.
そのあと大学受験もあって,一度は完全に退いたんですが,いろいろあってまた戻ってきてしまいました. 今はサンダルを脱ぎ捨てて裸足で歩き始めるような,行動が予測できない子を応援してます. 思い出はカレンダー.早く民間人に戻りたいです.
直接面識がある人たちもいつもお世話になってます. 連日,卒業研究お疲れ様です.
もともとは研究室の先生との間で大学の研究室や備忘録用にプログラミング技術系のtips集を作ろうみたいな構想があったんですけど, 技術系の文章だけではなくて,他のことも書きたくなるだろう,と思う部分もあって.
ただ,エンジニア向けのブログサービスのQiitaは技術文章以外のポストが
ほとんどなくて窮屈なような気がしたのではてなブログとQiita もう一個の
はてなブログ を同時並行で書いていくことにしました.
セグメントとしては,数式やソースコードが1行でも出てきたら隙間に, 全文が日本語だけであれば,こちらにポストしようかなといった具合です.
数学屋さんやパソコン屋さん向けの自己紹介はこちらに投げるので, そちらの業界の方がもしいらっしゃったら仲良くしていただけるとありがたいです.
個人的には字数制限が強いほど文のクリエーションが上がると思っている側なので,1000字以内で1ポストを書きたいと思っています.
でも,1記事でこれだけ張り切ることはもうないと思います. (映像授業も1番張り切るのって「この講座を受講するにあたって.」の映像じゃないですか.)